発達障害を持つ児童の交友関係

発達障害の特性があると、学校の勉強より友達関係の方が困難を抱えやすいです。学校の休み時間で、男子はひとりでいても目立たないが、女子は友達グループで過ごすことが基本となっており、そこでのガールズトークに困難があったり、そもそもお喋り自体が好きではないので仲間外れにされることが多いです。

発達障害の子には友達と一緒にいることを強要せず、ひとりで自分の好きなことをするのは素晴らしいことなのだと伝えてください。好きなことに没頭していく中で、同じ趣味を持った人と友達になることもありますし、反対にまったく友達ができなくても、それはそれでいいのです。友達の必要性を本人はまったく感じてないのに、教師や親から友達付き合いを強要されると余計に人間関係に困難やトラブルを生じ、人間不信になったり精神的に不安定になったりします。最低限の対人関係に関するマナーさえしっかりできていれば、人と上手く付き合うことばかり考える必要はないのです。

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